食事療法その1

人間に必要な栄養素として三大栄養素、なんて言葉がありますね。御存知ですか?糖質、脂質、そしてタンパク質。つまり生きていく上でかかせない栄養素なのですが腎臓をわずらって食事療法、となるとその内の1つにものすごく気を使わなくてはならなくなります。

 

それはなぜか。脂質と糖質というのは体の中で燃焼されると水と二酸化炭素になり、そこから腎臓や肺から排泄されやすいのですが厄介なのがタンパク質。タンパク質は分解されると7から8割は窒素を含んだ老廃物となります。これを排泄する際、非常に腎臓に負担がかかってしまうのです。

 

なのでタンパク質を取り過ぎるイコール腎臓への負担が比例して大きくなる、ということなんですね。

 

しかし人間1日に必要なタンパク質はだいたい30から40g。制限はあっても大切な栄養素です。魚、肉、大豆、卵などの良質のタンパク質を中心に、かつタンパク質を取り過ぎないように摂取しましょう。難しいですね。

 

ただ肉、魚、卵、豆腐などにはタンパク質が多く含まれています。これも注意が必要です。また甘いものにはタンパク質が多く含まれています。なので甘いものも控えるように。食事療法とは制約が多いものですが改善のためです。

 

日常の食材にどれだけタンパク質が含まれているのかなどしっかり把握しておくとよいかもしれませんね。